こんにちは!カプチーノです。この絵は2年生の次女が描いてくれました。「保育士」さんだそうです。
私は、保育士の資格をとり、子育て支援の仕事をしています。
そのせいか、私の周りには、保育士の資格を持った友人が多くいます。その友人達の体験談も含めて「保育士の資格を活かせる仕事」について記事を進めていきます。

保育士の免許を活かせる仕事はどんなのがあるのかな。保育園以外の選択もあるのかな?
その内容も知りたいな。

その疑問にお答えします。
保育園以外の働く場所は、たくさんあります。
実際、私の周りには、子育てをしながら資格をとった方は、保育園はもちろんいますが、企業や、療育施設、ベビーシッターなど、保育園以外の働き方をしている人もたくさんいます。
いろいろな選択ができますよ。
私は、ファミリーサポートに似た「子育てシェア」というプラットフォームを使って、子育てをサポートする仕事をしているよ。
保育士の仕事というと、「保育園で働く」というイメージが強いですよね。
でも、今は、待機児童や共働きの増加に伴い、保育園以外にも働ける職場は増えています。
「インタビュー」 保育士の資格を子育て中にとった友人は、どんな仕事をしているのか。

実際に、子育てや仕事をしながら資格をとった友人3人にインタビューしてみました。
就職したYさんにインタビュー(フルタイム)

Yさんは、通信教育で保育士の資格をとったあと、企業に就職していたよね。
保育士の資格を活かして、どんな仕事をしているのですか?

私は、株式会社 ボーネルンドで、赤ちゃんとママ向けのイベントやセミナーを開催する仕事をしているよ。
イベントの企画をしたり、準備をするのは、とても面白いよ。
最近は、さらにベビーマッサージや、マタニティをヨガを勉強して、仕事に活かしているよ。
保育士の資格を持っていることで、ママ達の安心感につながっているよ。
専門的な知識を持っている人ということは信頼感を持たれるし、ママ達に、子育てのアドバイスをしてあげることもできるよ。
詳しいインタビュー記事はこちら
[保育士資格 ユーキャンと四谷学院を受講して合格した方の体験談②]仕事、勉強方法、苦労した事、これから受ける方へのアドバイス
発達支援施設で働いているMさんにインタビュー(パートタイム)

Mさんは、通信教育で資格をとった後、未就学児の発達支援施設で仕事をしていたよね。
どんな仕事をしているの?

0歳から6歳までのお子さんの発達障害を理解して、生活や遊びのサポートをしています。
療育支援計画を立てて、生活や遊びを通して「自信」や、「コミュニケーション能力」を伸ばすことを目的に頑張っているよ。
保護者の方の話をじっくり聞いて、悩みや支援方法を共有することもしているよ。
子供の成長に関わることができることが喜びです。
Mさんへの詳しいインタビューに関する記事はこちら
[保育士資格 ヒューマンアカデミーたのまなを受講して合格した方へのインタビュー①]仕事、勉強方法、苦労した事、これから受ける方へのアドバイス
市役所に就職したAさんにインタビュー(フルタイム)

Aさんは、保育士の資格をとった後、市役所の子育て支援課にに転職していたね。

育児休暇中に、保育士の資格をとって、子育て支援の仕事をしていたよ。
そのうち、自分自身が、子育てしながら困ったことがたくさんあったので行政に関わって子育て環境を良くしたいと思ったよ。
フルタイムで頑張ってるよ。
私の場合(AsMamaで子育て支援の仕事をしている)
私カプチーノは、株式会社AsMamaで、子育て支援の仕事をしています。
具体的な仕事内容は、
・託児
・送迎
・託児付きイベントの託児責任者
です。自分の子供と一緒に働くことができるAsMamaの仕事は、自分にあっていたため、楽しく仕事をしています。
この内容に関するより詳しい記事は、こちら
「AsMamaって何?」私が行っている子育てシェアを紹介します。
保育士の仕事が活かせる職場

保育園、幼稚園、子ども園
一番イメージがしやすいのは、これらだと思います。
・保育園は、仕事や介護などの事情で家庭での保育が難しいお子さんをお預かりするところです。
お預かりする子どもは、0歳から6歳までと幅広いです。朝7時から夜8時くらいまでのところが多いです。
・幼稚園は、幼稚園教諭の免許が必要です。
でも、保育士の資格を活かして働くことも可能です。延長保育や、補助の仕事をしたりすることができます。
また、幼稚園と保育園一体の幼保一体型の幼稚園も増えています。
・子ども園とは、これまでの文部科学省の幼稚園と、厚生労働省の保育園を一体化させ、「教育と保育」を融合させた施設のことです。
保育と教育は同時に行われますが、早く帰るコース(幼稚園コース)と、遅くまでいるコース(保育園コース)と分かれています。
こども園では、保育士資格と幼稚園免許の両方を持っていることで優遇されることも多いです。
もちろん、保育士資格だけでも、働ける仕事はあります。
特に需要が多いものは、朝と夕方来てくれる保育士です。
早い時間(朝の7時くらい〜10時まで)や、遅い時間(17時から20時まで)のみのパート求人もあります。
時給も高く設定しているこが多いので、時間の融通が利く方には、おすすめです。
公立の子どもに関する児童福祉施設
どんな施設があるかというと
- 助産施設
- 乳児院
- 母子生活支援施設
- 児童厚生施設
- 児童養護施設
- 知的障害児施設
- 知的障害児通園施設
- 盲ろうあ児施設
- 肢体不自由児施設
- 重症心身障害児施設
- 児童自立支援施設
- 児童家庭支援センター
中でも、児童養護施設は、保護者のいない児童、虐待をされている児童を入所させ、養護することを目的をした施設です。
保育者は、お父さん、お母さんに近い役割を求められます。
そのこども達の生活やメンタルを支える本当に大変だけど、社会的に大事な子供の命を守る仕事です。
こどもの成長を助けたい、守っていきたい。という熱い情熱を持った方には向いている仕事といえます。
放課後等デイサービス、学童保育、児童館
・「放課後等デイサービス」とは、障害のある児童が、学校の後や、学校休業日に通う施設です。民間のものも多く、利用者の選択は増えてます。
土曜日も行っているところが多いです。
・「学童保育」とは、帰宅した後に保護者が仕事等でいないこども達が通う場所です。
小学校に隣接していることが多いです。こちらも民間のものも増えてきました。
保育士は、「放課後児童指導員」として働くことになります。
午後1時くらいから19時くらいまでの勤務時間が多いようです。
学校や、保護者と密に連絡をしたり、こども達の放課後の生活を支えたりと、体力が必要であり、かつ責任ある仕事です。
その分、子供の成長を近くでみることができたり、保護者の方から感謝の言葉をもらえるやりがいのある仕事です。
私が小学校や特別支援学校で担任をしていた頃、学童の先生と連絡をよく取っていました。
学校の様子を伝えたり、友達関係などを共有していたりしました。
・「児童館」は、こども達に健全な遊びを与え、健康的で心豊かにすることを目的として設定されている施設です。
時には、こども達の遊びのリーダーとなり、ルールを作ったり、指導したりします。
保育士は、「指導員」としてこども達の成長を支える仕事をします。
体を使ってこども達と関わることが好きな方には向いている職場です。
幼児教室、プリスクール
幼児教室でも、保育士の資格はいかせます。
「プリスクール」とは、英語で保育を行う施設のことです
プリスクールで働く保育士は、保育の仕事を行うのとともに、ネイティブの先生と保護者とつなう役割を担うことも多々あります。
英語が好き!英語の得意な方には、おすすめの職場です。
病院や、住宅展示場などのキッズスペース、
最近増えているのが、歯医者などの病院や、住宅展示場のキッズスペースで、お子さんを預かるお仕事です。
派遣やパートでの採用が多く、土日だけ、など単発の仕事を探している方にもおすすめです。
また、「ワンオペ」という言葉があるように、単身赴任や出張、遅くまで夫が帰ってこないなど、一人で育児を頑張っているママはたくさんいます。
そういう方は「病院の間だけ、キッズスペースで子供をちょっとみてくれると助かる」などの声は多いです。
これから、ますますそういう「キッズスペース」の保育士の需要は増えてくると予想されます。
実際、私も、土日だけ単発で住宅展示場や、マンションのキッズスペースで託児の仕事を受けることもあります。
病児保育室、病後児保育室
・「病児保育室」は、病気や怪我で入院するこども達の保育を行う施設です。
病児保育士は、病院で勤務しますが、医療行為は行いません。
入院で不安な気持ちになっているこども達の心に寄り添い、プレイルームで遊んだり、学習を支援したりします。
・「病後時保育室」とは、家庭の事情や仕事で病気の子供のケアができない時に、医療機関についている施設一時的に預かる施設です。
保育士は、体調に気をつけながら簡単な遊びを一緒にしたり、食事のケアをしたりします。
私も、子どもが小さい頃は、熱が出た時など、病後時保育室は大変お世話になりました。
安心して仕事に行くことができるので、保育士さんは神様に見えていました。
働くママ、シングルパパを支えたい、という気持ちを持つ方にも、向いている仕事です。
ベビーシッター、ファミリーサポート、保育ママ、
・「ベビーシッター」とは、直接保育の必要な家庭に行き、お子さんを預かる仕事です。
保育園にお迎えに行ったり、食事や入浴のお手伝いを行うこともあります。
派遣会社に要録をして働くことが多いです。
また、最近は、保育士自身で時給や仕事内容を決められる「キッズライン」が人気です。
インターネットのプラットフォームを利用して、直接依頼者さんとやりとりをすることができます。
・「ファミリーサポート」とは、子育てのお手伝いをしたい人(提供会員)と、子育てのお手伝いをしてほしい人(依頼会員)で組み、地域において、会員同士で子育てを支援する活動です。
生後3ヶ月から小学校6年生までが対象で一時間700円で利用することができます。
地域のファミリーサポートセンターに登録をします。
・「保育ママ」とは、正式名称を「家庭的保育事業」といい、少人数の子供をを家庭的な環境で保育することを指します。
0−2歳の子どもを2、3にん(補助者がいる場合5人まで)が、基準になっています。
保育施設とは違い、少人数だからこそ、じっくりこどもと向き合いたい、触れ合える良さがあります。
また、預ける側も、子ども一人一人に向き合ってもらえる「保育ママ」を希望する人は増えています。
「保育ママ」はほとんんどが、個人自業主として運営しています。
保育施設とは異なり、運営、事務仕事を自分で行います。
責任も、やるべき仕事も多いですが、熱意のある方、経営も学びたいという方は、スタートするのもいいかもしれません。
院内保育室、企業内保育室
・「院内保育室」とは、病院で働く医師や看護師が利用する保育施設です。
病院内で働く親の近くで保育することで、安心して仕事に専念することができます。
院内保育園は、24時間体制で行っているところがほとんどです。
行事やイベントなどは少なく、託児所に近い施設であるといえます。
シフトが深夜になることもあるため、一般の保育施設に比べ、給料が高くなります。
・「企業内保育室」とは、従業員が就業中に子どもを一時預蹴られるように、企業内に設置された保育施設です。
待機児童の解消と女性の社会進出をさらに促進するために増えてきています。
保育士の仕事内容は、一般の保育園と大きく変わらないですが、給与は、かなり差があります。企業の規模によって左右されるからです。
大企業の企業内保育は福利厚生が整っており、倍率が高いと言われています。
保育士の資格をいかして働ける場所は、たくさんあります。
まめに求人情報に目を通したり、ハローワーク、転職エージェントを利用して探すのもおすすめです。
保育士の資格をこれから取ろうかな、と考えている人は、どんな仕事があるのかな、と、求人をみるのもおすすめです。